ホームインスペクションの設備機器検査とは?受けるメリットをご紹介
これからホームインスペクションのサービスを利用したいと考えている人に向けて、今回の記事はおすすめです。設備機器検査も実施しているのが特徴です。快適な生活を送るために欠かせない、電気やガスなども確認してもらいましょう。入居後のトラブルを防止できるので、今後の参考にしてください。
ホームインスペクションの主な検査項目
さまざまな項目に分かれています。すべてを丁寧に確認してくれるので、積極的にサービスを利用しましょう。
新築一戸建ての場合
新築、または築5年以内の住宅での主な検査項目を紹介します。屋外部分は、基礎や外壁などを調査しますが、外構はオプションになっている場合がほとんどです。
業者により、キャンペーン価格でサービスを提供している場合があるので、できる限り費用を抑えてサービスを利用したい人は、ホームページまたはサイトなどを確認しましょう。床下は、基礎や土台だけではなく断熱材の設置状況なども調査します。
屋根裏は自分で確認するのが難しい部分なので、ぜひ確認してもらいましょう。木部のひび割れや鉄骨材の劣化などが発生していないか確認します。玄関は、扉、玄関収納、下足入れなどを確認します。そのほかにも、室内階段、リビング、ダイニング、キッチン、洗面台などが検査項目となっています。
中古一戸建ての場合
新築一戸建ての場合と同様に、住宅のすべての部分を調査します。なお、足場や梯子を使用した調査は実施しません。そして、屋根の上に登った調査も実施しないのであらかじめ理解しておきましょう。
ホームインスペクションで設備機器検査も行うメリット
メリットを3つ紹介します。事前にサービスを利用することで、入居後のトラブルを未然に防止できます。快適な生活を送りたい人におすすめです。
設備に問題がないかどうか分かる
換気扇、電気、ガスなどのトラブルが入居後に発生すると、修理まで時間がかかってしまいます。生活にも影響が出るので、そのような可能性をあらかじめ無くしておくことは大切です。そして、すべての機器を自分で確認するのは困難なので専門家の知識と技術を活用しましょう。
トラブル防止に役立つ
こちらの過失ではないのに、業者からこちらの過失を問われるような発言をされると、トラブルに発展してしまう可能性があります。また、業者との関係が悪化すると、今後の定期点検や定期訪問の際に気まずくなってしまいます。
そして、機器が故障した状態では必要なときに使用できなくなるので、生活を送るときに不便になります。
予算の目安が分かる
ホームインスペクションの結果を確認して、買い換えが必要だと分かったときに、予算の目安が分かるようになります。
また、現在は問題なく使用できる状態でも、耐用年数が経過して将来的に修理が必要なときに、必要な予算があらかじめ分かっているので、急な出費に慌てずに済みます。ランニングコストとしてお金を用意しておくようになるでしょう。
設備機器検査を依頼するときのポイント
2つのポイントを紹介します。料金の相場をあまり知らない人が多いので、自分で確認しておきましょう。サービス内容も業者により異なります。また、キャンペーン価格や無料サービスなどを提供している業者も存在します。サイトなどを確認して比較しましょう。
料金体系や調査範囲を確認する
最近は日本でもサービスを利用する人が増加していますが、必ず実施しなければいけないものではないので、料金体系や調査範囲が業者により異なります。そのため、サービスを利用する前に、自分でも料金の相場を確認しておきましょう。
相場とあまりにも離れている場合は、どうしてそのような料金でサービスを提供しているのか考えるようにします。料金が安いという理由だけで、簡単に契約しないようにしましょう。
そのような場合、通常の検査項目よりも少ない検査項目で調査する業者や、明らかに早く調査が終了する場合があります。また、調査範囲も業者により異なります。基本メニューに含まれているものも異なるので、基本料金は安くても追加費用が高額になるケースも存在します。
どこまで調査してもらえるのか確認した後に、自分の要望を叶えてくれそうな業者を選択しましょう。
電気やガスなどの開栓を済ませておく
開栓された状態で調査を依頼しましょう。使用できない状態のときに調査を依頼すると、検査項目が限定されてしまいます。せっかくの機会を有効に活用できなくなるので、無駄に終わらないようにしましょう。
たとえば、水道の調査では水回りの漏水や湿気の影響によるカビなどのリスクも調査してもらえます。新築物件では、まだ設備が完成していないときにサービスを利用することになりそうなときは、事前に業者に相談しておきましょう。
まとめ
サービスを利用するときは、相場をきちんと確認しましょう。そのためには、1社のみならず複数の業者に見積もりを依頼するようにします。また、実際にサービスを利用したことがある人に相談するのもよいでしょう。
サイトの口コミも参考になります。入居後にトラブルに巻き込まれないように、できる限り早く業者に問い合わせてください。分からないことがあれば見積もりを依頼したときに確認してください。