住宅診断を検討している方必見!おすすめのホームインスペクション業者を厳選して紹介します。

ホームインスペクションと耐震診断は何が違う?双方の特徴を理解しよう

公開日:2022/08/15  

入居前に家の丈夫さや性能を調べる方法として「ホームインスペクション」というものがあります。また、耐震性を調べる「耐震診断」というものもあります。家の丈夫さや性能を調べたいけど、どちらの方法を実施すればいいか悩む方も多いでしょう。そこでこの記事では、ホームインスペクションと耐震性のそれぞれの特徴を解説します。

ホームインスペクションの特徴

ホームインスペクションとは「住宅診断」とも呼ばれ、住宅診断士によって、建物の施工不良がないか確認するものです。新築住宅の場合は施工不良の有無を、中古住宅の場合は建物の劣化状況や新築のときから残っている施工不良の有無を調べます。

ホームインスペクションの診断方法

ホームインスペクションを実施するときは、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下を目視で確認して診断します。場合によっては、機材を使って詳細診断することも可能です。

ホームインスペクション実施のメリット

ホームインスペクションを実施することで生まれるメリットが4つあります。

1つ目は「専門家がチェックするのでその家に安心して住める」ということです。施工不良の有無を確認すれば「高いお金をかけて欠陥住宅を買ってしまった」なんてことも防げます。

2つ目のメリットは「いつ、どこに、どのくらいのメンテナンス費用がかかるか推測できる」という点です。家に長く住むためには、定期的なメンテナンスが必要です。しかし、実際にいつ頃不具合が出始めて、どのくらいのお金がかかるのかわからないという方も多いでしょう。そこでホームインスペクションを実施すれば、今後のメンテナンス計画の見通しが立てられます。

3つ目のメリットは「建物の構造や設備など、その家の本質的な性能を知れる」ことです。マイホームを購入するなら、その家の本質的な性能は知っておいたほうがいいでしょう。

最後に4つ目のメリットが「ホームインスペクション報告書を家の履歴書にできる」という点です。家の履歴書として報告書を残しておけば、家の資産価値を保てる可能性があります。

耐震診断の特徴

耐震診断とは、建物が持っている耐震性を調べるものです。建物の強度を調べ、地震が起きたときの安全性、倒壊・崩壊のリスクを確認します。

耐震診断の方法

耐震診断は、一般診断法と精密診断法に分けられます。一般診断法は、屋根裏・床下・基礎・外周などを目視で確認し、さらに図面から必要な情報を集めて、耐震性を計算します。

一般診断法は、一般的な木造住宅で使われている方法です。一方で精密診断法は、柱や耐力壁など、家の重要構造を、必要に応じて解体してチェックをします。また、図面のチェックも、一般診断法よりも詳しい計算をして、建物の地震に対する強さを評価するのです。

最初から耐震改修工事をする予定であれば精密診断法がおすすめですが、一般住宅の耐震診断であれば、一般診断法で十分でしょう。

ホームインスペクションと耐震診断どちらを実施するべき?

どちらも家の性能を調べるホームインスペクションと耐震診断ですが、一体どちらを実施すればいいのでしょうか?

ホームインスペクションと耐震診断の違い

ホームインスペクションと耐震診断の最も大きな違いは「耐震性だけを見るか、耐震性以外を見るか」という点です。ホームインスペクションは、家全体の劣化状況や施工不良を調べるため、耐震性以外の部分も見ます。

それに対して耐震診断では、耐震性のみを計算して調べるのです。また、耐震診断は図面の情報をもとに計算をして、耐震性を数値で表します。それに対してホームインスペクションでは図面は必要なく、現場にて目視で確認するものです。

家のことを詳しく知りたいなら同時実施がおすすめ

ここまでお伝えしてきたように、ホームインスペクションと耐震診断では目的が全く違います。家全体の状況を知りたいのであればホームインスペクションの実施がいいですし、耐震性を知りたいのであれば耐震診断がいいでしょう。

ただし「自分が住む家のことはより詳しく知っておきたい」という方は、ホームインスペクションと耐震診断の同時実施がおすすめです。また、最近の家は、建築基準法に則った耐震性が義務付けられているため、家が完成したときに完了検査で耐震性も調べてくれるところが多いでしょう。したがって、ホームインスペクションだけでいいかもしれません。

しかし、中古住宅を購入するときは、ホームインスペクションと耐震診断両方の実施をおすすめします。中古住宅でホームインスペクションと耐震診断を同時実施すれば、適切な時期の修繕やリフォームの時期を計画できるでしょう。

まとめ

ホームインスペクションと耐震診断の特徴をご紹介しました。どちらも家の性能を知るための大切なものですが、内容や目的は全く異なります。

そのため、この記事でご紹介した特徴を参考にして、自分の家にはどちらの診断が必要かどうか、よく検討してみてください。ホームインスペクションと耐震診断を適切に実施することで、せっかく購入したマイホームにより長く、快適に暮らせるでしょう。

サイト内検索
おすすめホームインスペクション業者一覧
検NET株式会社
検NET株式会社の画像1
さくら事務所
e-LOUPE(イールーペ)
e-LOUPE(イールーペ)
アネスト
アネストの画像
技研
技研の画像

おすすめのホームインスペクション業者5選

イメージ
会社名検NETさくら事務所e-LOUPEアネスト技研
特徴累計9万件以上の実績!圧倒的な安さと240項目以上の検査で質の高いホームインスペクションを実現専門家によるワンストップ対応!累計6万6千組の実績があり、第三者性・中立性を徹底的に守っています。先端の診断機器を活用した他社には無い調査を導入!大手企業との取引実績も豊富年間2,000件超の実績!第三者の立場で購入や建築サポートなどをおこなう第三者機関全国対応可能!国土交通省から指定、登録を受けた確認検査機関だから安心
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら