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散水調査とはどういうもの?メリットとデメリットを解説

天井にシミができたり、壁紙が剥がれたりと、突然の雨漏りには困ってしまいますよね。雨漏りは原因もわかりづらく、解決が遅くなるほど家の劣化が進んでしまう厄介なトラブルです。調査方法には水やガスや電気を利用する調査がありますが、今回はその中でもよく行われる散水調査について紹介します。適切な調査をして雨漏りを解決しましょう。

散水調査とはどういうもの?

雨漏りと調査

雨漏りはその侵入口や侵入経路が複雑でわかりづらく、原因特定がなかなか難しいもの。修理をしても雨漏りを何度も繰り返したり、天井のシミや壁紙の剥がれなどの二次被害が生じたりすることも多いです。そんな厄介なトラブルである雨漏りをしっかり修理するためには、適切な調査でしっかりと原因を特定することがとても重要です。

散水調査とは

散水調査とは屋根やサッシなどの雨水の侵入口と考えられる箇所に実際に水をかけることで雨を再現し、雨漏りの原因を突き止める調査です。シャワーホースやバケツなどで水をかけます。

この際、当てもなく単純に水をかけるわけではなく、水量や水をかける向き・時間・強さを調節し、さまざまな状況を想定しながら調査が行われます。そのため、散水調査には知識や技術はもちろん、経験も必要です。

散水調査をするメリットとデメリット

散水調査にはメリットが3点、デメリットが4点挙げられます。メリットとデメリットをしっかり確認し、散水調査にのぞみましょう。

■ メリット① 雨漏りの原因を突き止めやすい

散水調査のメリットに、雨漏りの原因を突き止めやすいという点が挙げられます。実際に雨を再現して行う調査なので、散水調査によって発覚した侵入口や侵入経路は信頼性が高いと考えられます。

■ メリット② さまざまな物件で実施可能

散水調査が行える物件は、木造のものから鉄筋造やコンクリート造のものなど、条件が広いこともメリットといえるでしょう。条件を選ばず、多くの物件で実施可能なのは魅力です。

■ メリット③ ほかの調査に比べ、費用が安く抑えられる

さらに、散水調査に必要なものは水だけなので、ほかの調査よりも費用が安く抑えられることは大きなメリットです。

■ デメリット① 時間がかかる

一見気軽に行えるかのように思える散水調査ですが、デメリットとして時間がかかることが挙げられます。原因がすぐに特定できない場合には、水量や水をかける向き・時間・強さを調節しながら、さまざまな条件で調査が行われます。膨大にある雨の条件を一つ一つ試しながら原因を探らなければならないため、調査は一日中続けられることもあるようです。

■ デメリット② 水道代が高額になる可能性がある

さらに調査に使用する水は調査する家の水道を用いることが多く、その際の水道代はお客様負担となります。調査が短時間で済めばよいのですが、調査に時間がかかることも多く、その分水道代が高額になることもありえます。

■ デメリット③ 散水調査では原因特定できないケースも

加えて、滅多にないことではありますが、雨水が屋根裏の断熱材などに吸収されていたケースや、強風による吹き上がりで雨水が侵入していたケースなどは再現が難しく、散水調査では原因特定ができないこともあるようです。その際には赤外線調査などの別の調査も同時に行いながら原因を探ることになります。

■ デメリット④ 散水調査の実施や結果が天候や調査担当者に左右される

散水調査は雨の日には実施ができないため、調査実施日が天候に左右されることもあります。また、散水調査は雨を再現する難しい調査であるため、調査担当者の経験・知識・技術によって調査結果にズレが生じることもデメリットに挙げられるでしょう。

散水調査の費用相場はどれくらい?

散水調査の費用相場は5~35万円ほどです。基本料金が510万円かかり、追加で住宅かし担保責任保険対応報告書作成費として5万円ほどかかります。

また、予測される雨漏り侵入口が二階などだった場合には足場を設置しなければならず、その設置費用も必要です。足場の設置費用はおよそ1㎡あたり1,200円ほどかかります。

さらに複数の雨漏り箇所について調べるならその分費用も上がります。業者によって費用に幅があるため、複数の業者で見積もりすることが重要です。

 

雨漏りの原因を探る散水調査。水を使う単純な調査かと思いきや、水量や水をかける向き・時間・強さを調節しながら雨を再現しなければいけないため、調査官の技術や経験が必要な専門的な調査です。

費用相場は535万円ほどで、足場の有無や雨漏り箇所などによって費用に幅があります。いくつかの業者に見積もりを依頼しましょう。雨漏りは再発や二次被害も多いトラブルです。放置せずになるべく早めにプロに相談してみてください。

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