ホームインスペクションをして後悔する?住宅診断はしないほうがよい?

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/10/21


ホームインスペクションは、住宅の情報や知識に精通したホームインスペクターが住宅に問題がないかを診断してくれることです。北米では多くの人が不動産取引をする際利用していますが、日本でまだまだ利用している人が少ないのが現状です。今回は、ホームインスペクションをした際のエピソードをご紹介します。

ホームインスペクションをして後悔したこと

ホームインスペクションは、買主ではなく売主側が依頼、調査済の場合もあります。しかしその場合、買主に必要な情報が報告されない可能性も。売主が第三者に調査を依頼済とのことなので安心して住宅を購入したら、購入後に問題が見つかってしまった…と後悔するケースも中にはあります。売主が第三者の調査済としているからといって安心だと思わず、買主側の依頼で調査を行うことで、リスクと後悔を減らすことができるでしょう。

ホームインスペクションをして後悔する人がいる

ホームインスペクションに住宅の診断依頼をして、後悔した人とはどんな人なのでしょうか?具体的な例をご紹介します。

気に入った物件をあきらめるきっかけになってしまった

ホームインスペクションをすると、自分では気がつかない住宅の専門家目線から、住宅のよいところと悪いところが見えてきます。ホームインスペクションを利用する人は、住宅を気に入っていて、念のため悪いところがないか安心して住宅を購入したいという人が多いです。

そのため、住宅購入まであと一歩のところで問題や欠陥が多数見つかってしまった場合、住宅の購入をあきらめることになってしまったというケースもあります。もちろん、住宅の問題点や欠陥がわかれば、住宅購入の前に知ることができてよかったと思う人もいます。しかし気に入った住宅が、購入まであと少しで買う気持ちが失せてしまうと、買いたかった家が買えなくて後悔してしまうということにもなってしまいます。

売主側との関係悪化のきっかけになってしまった

ホームインスペクターは、住宅の不備や欠陥がないかチェックするのが仕事です。もちろん何か発見したら報告しなければなりませんが、新築の住宅で補修しなければいけないようなところが多数見受けられた場合、住宅の買主にとってショックが大きいです。また、売主側もたくさんの不備を指摘されると憮然とした態度になってしまう業者も存在します。

本来であれば施工上の不備が多いのは売主や建築会社側に問題がありますが、買主と売り主の関係が悪化してしまった場合、買主側が「自分が住宅診断を依頼したからこんなことになってしまった」と自分のせいにして後悔してしまうなんてケースもあります。

問題がなかったので費用がもったいなかった

ホームインスペクションを依頼しても、新築の住宅や、きちんと整備してある中古住宅だと特に不備や欠陥がない場合もあります。何も問題がないことはよいことですが、ホームインスペクションの依頼料金が発生しているので、費用がもったいなかったな…と感じてしまう人も中にはいるとのことです。

リノベーション希望だが、床下や屋根裏の調査をしなかった

リノベーションする場合、建物の上部は撤去して立て直すので、建物の基礎、土台、柱、梁などの状態が重要になってきます。しかし、ホームインスペクションのコストを抑えるため、住宅の調査個所を内装、外装、設備のみにして依頼してくるケースも。

目的によって調査内容や調査個所は変わってきます。ホームインスペクションをする場合、きちんと目的をはっきりさせて依頼をお願いした方が、依頼費用が無駄にならないですみます。

ホームインスペクションをしなくて後悔する人もいる

ホームインスペクションをしなくて後悔する人もいます。後悔する人はいったいどのようなケースの人なのでしょうか。

入居後に問題が見つかった

売主を信用しているから大丈夫、売主側が第三者をいれて検査しているから大丈夫と思い、ホームインスペクションをしなかった、という人もいます。しかし結局入居後に問題が見つかってしまい、売主との関係が悪くなる、信用できなくなったなどのトラブルになってしまうと、ホームインスペクションをしておけばよかった…と後悔することになります。

住宅購入後のリフォーム時に補修箇所が多く予算オーバーになった

中古住宅を購入しリフォームする場合、住宅購入後にリフォームをお願いしたら補修箇所だらけでリフォームにかけるお金がなくなってしまった…というケースもあります。ホームインスペクションをしておけば、事前に補修するべきところがわかり、リフォームにかけられるお金も計算できたかもという思いから、後悔する場合があります。

売主側に瑕疵担保責任がない物件を購入したがトラブルになった

売主に瑕疵担保責任がない物件は、購入後に瑕疵を発見しても売主に責任はありません。瑕疵担保責任がついていない物件は、ホームインスペクションをした方がよい物件と考えるべきです。

同じ分譲地内で差が出た

同じ分譲地内で建売住宅を購入したが、ほかの人はホームインスペクションをして購入前に対応してもらった…なんてケースもあります。隣の人は住宅購入前に対応してもらったことが、自分はホームインスペクションを依頼しなかったために対応してもらえなかったとなると、後悔の種になってしまいます。売主、分譲地の人との関係が気まずくなってしまう可能性もあります。

まとめ

日本では、まだまだ知名度の低いホームインスペクション。日本人はトラブルを回避したい、周りに迷惑をかけたくないがために、遠慮してしまい、自分の意見を言えずじまいになりがちです。ホームインスペクションを依頼することで住宅購入後のトラブルを回避できるので、あまり自分の意見が言えない、売主と良好な関係を築いていたい人などは、ホームインスペクターに仲介役として入ってもらうことで住宅購入前にトラブルの種を摘み取っておくことをおすすめします。

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