住宅診断を検討している方必見!おすすめのホームインスペクション業者を厳選して紹介します。

新築には必要ない?ホームインスペクションの内容を解説


ホームインスペクションとは、住宅の劣化や構造上の問題を詳細に調査する重要な作業です。そして、一部では新築物件には必要ないといわれています。この記事では、新築物件でのホームインスペクションの必要性について見ていきます。また、中古物件では必須なのかについても解説します。

ホームインスペクションの調査内容とは

住宅を購入する際、ホームインスペクションは賢明な選択です。このプロセスは、新築でも中古物件でも欠陥や構造上の問題を明らかにするために不可欠です。ホームインスペクションの具体的な調査項目を詳しく見てみましょう。

基礎の外回り

基礎のひび割れやモルタルの浮き、水切りの状態などをチェックします。これらの問題は建物の安定性に直結します。

外壁面

外壁のひび割れや仕上げ材の浮き、劣化を確認します。外観の美観だけでなく、絶縁や防水にも影響します。

軒裏と屋根

軒裏の割れや劣化、漏水痕を検査し、屋根の仕上げ材の状態を確認します。屋根の健全性は屋内を保護するために不可欠です。

床下

基礎や土台・床組みの状態を調べます。隠れた問題が床下に潜んでいることが多いため、見逃せません。

室内の各部屋

リビング、ダイニング、台所、洗面室、トイレ、居室、廊下など各部屋の床、壁、天井、扉、サッシ、収納などを点検します。これらの要素は快適な生活に影響を及ぼします。

台所と洗面室の設備

台所の収納、吊戸棚、シンク・流し台、洗面室の収納、シンク・洗面台などの設備もチェック対象です。

ただし、ホームインスペクションの内容は業者によって異なることに留意しましょう。また、目視できる範囲内での診断であるため、隠れた問題が見逃される可能性がある点にも注意が必要です。住宅の安全性と快適性を保つため、ホームインスペクションを活用することはおすすめです。

新築に必要ない?新築時に発見される不具合とは

新築住宅は理想的な住環境を提供すると期待されますが、現実には新築でも不具合が隠れている可能性があります。そのため、新築時にもホームインスペクションが不可欠です。

基礎の施工不良

新築住宅でも基礎のひび割れ、ジャンカ(コンクリート内の気泡)、欠損、基礎貫通部の隙間などが見つかることがあります。これらの問題は、建物の安定性に直結し、放置すれば将来的な構造的な損傷のリスクが高まります。

外壁面の施工不良

外壁のひび割れや仕上げ材の浮き・劣化も新築時に見逃されがちです。これらの不具合は見た目の美観だけでなく、絶縁や防水にも大きな影響を及ぼします。

屋根の施工不良

新築住宅の屋根にも仕上げ材の劣化などが発見されることがあります。屋根の健全性は、屋内の保護や耐久性に関わわります。

床下の施工不良

床下にも基礎や土台・床組み、配管の施工不良が隠れている可能性があります。これらの問題は住宅全体の安定性に影響を与え、修復が難しいことがあります。

室内の施工不良

新築時には室内の巾木、壁、天井、扉、サッシ、収納などに施工不良が存在することがあります。これらの要素は住環境の快適性に関わり、修理が必要となる場合があります。

設備機器の施工不良

台所や洗面室の設備機器にも施工不良が見られることがあります。収納やシンク・流し台などが正しく取り付けられているかを確認することは、日常の利便性に大きな影響を及ぼします。

ただし、ホームインスペクションは目視できる範囲内での診断であるため、隠れた欠陥や問題点を見逃す可能性があることに注意が必要です。それでも、新築物件においてもホームインスペクションを実施することで、将来のリスクを軽減し、快適な住環境を確保するためのステップとして重要であることを忘れてはいけません。

中古物件ではインスペクションは必須なのか

中古住宅の購入において、ホームインスペクションは極めて重要です。そして、宅地建物取引業法の改正により、不動産業者の責務が拡大され、売主と買主に対して以下の点を説明することが義務化されました。

ホームインスペクションについての説明

不動産業者は、中古住宅の売買に際し、ホームインスペクションが行われる旨を売主と買主に説明しなければなりません。これにより、ホームインスペクションの重要性を明確に伝えられます。

調査結果の説明

既にホームインスペクションが実施された場合、その調査結果を売主と買主に詳細に説明する必要があります。これにより、建物の実際の状態について透明性が確保されます。

書面での確認

売主と買主は建物の状況について書面で確認を行うこととなります。この確認により、双方が建物の状態について合意し、誤解やトラブルを防ぎます。

勘違いされがちですが、義務化されたのはホームインスペクションの実施ではなく、説明や確認です。そこは間違えないようにしましょう。ホームインスペクションは、中古住宅を購入する際に隠れた問題を発見し、価格交渉に活かすために不可欠です。この法改正は、購買者にとってより安心で透明な取引を実現する一方で、中古住宅市場において購買者の権利を保護し、リスクを最小限に抑えるための大きな前進といえるでしょう。中古住宅を検討する際には、ホームインスペクションを通じて建物の実際の状態を把握し、安心して新たな住まいを見つける手助けとして利用しましょう。

まとめ

ホームインスペクションは基礎、外壁、屋根、床下、室内各部屋、設備機器など、多くの要素が調査対象であり、これらの項目に問題がある場合、早期に発見することができます。新築であっても、施工不良や損傷の可能性はゼロではなく、ホームインスペクションを通じてこれらの問題を特定できるのです。また、中古住宅の場合、法改正によりホームインスペクションの説明と調査結果の提示が義務化されました。これは中古物件購入者にとって大きな安心と透明性を提供します。ホームインスペクションは新築だけでなく、中古物件でも不可欠であり、購入者の利益を守り、快適な住環境を確保するための鍵です。建物の購入に際しては、ホームインスペクションを活用し、将来の安心と満足を手に入れましょう。

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